【食生活】
栄養バランスの悪い偏った食生活はビタミンやミネラル等が不足しがちになります。また、油の摂りすぎや炭水化物の摂りすぎもよくありません。このような食生活では血液がドロドロになっていることが多く、血流が悪くなっている可能性があります。また皮脂が多くなり、毛穴が詰まったり、酸素や活性酸素と触れることで毛母細胞にダメージを与えている可能性があります。
つまり栄養不足も栄養過多も結局は薄毛、抜け毛につながる可能性があるのです。
昔から、「辛いものはよくない」と言われています。血行がよくなって本来は良さそうです。なぜ悪いといわれるのかというと、たっぷり汗をかいてしまうのでそのままにしておくと頭皮や毛穴に良くないからです。その後のシャンプー等のケアをきっちりすることが重要なのです。つまり、「ほどほどに」というのがよいのではないでしょうか。
あるある大事典2で紹介されていた食事法。
皮脂が多い(夕方には髪の毛がベタベタするような人)の場合は脂物や炭水化物を減らすことで皮脂が減るとのことです。皮脂は毛穴に詰まるだけでなく、紫外線にあたって過酸化脂質になりとれにくくなって毛穴を塞いでしまいます。また、男性ホルモンの成分と結びつくことで髪の毛を抜けやすくするからです。
メタボリックシンドローム(内蔵脂肪肥満症候群)予防と似た食事になるかと思われます。
体の健康=育毛ということがいえるのではないでしょうか。
ミネラル分に関しては亜鉛やケイ素、カルシウムを含め多くの人が足りていないのではないでしょうか。なかでも肌の新陳代謝を促すものが足りていないことが考えられます。女性ならいつも気にする肌の状態ですが、状態が悪いと頭皮の状態も悪いということが言えるのではないでしょうか。
毛根には亜鉛が多く、毛根へ必要な亜鉛の補給が不足すると毛の成長は遅くなります。
さらに不足すると抜け毛になります。
また、亜鉛は男性ホルモンの5−αリダクターゼを阻害すると言われています。
【亜鉛】
2006年
おもいっきりテレビで「亜鉛不足になりやすい夏対策
抜け毛予防」みたいな感じで紹介されました。細かく刻んだ海苔が亜鉛吸収を助けるということでした。
2006年11月19日
あるある大事典で「亜鉛不足」が紹介されました。
不足すると怖い亜鉛の効果的な摂取はコチラから
→
あるある大事典
亜鉛
【ビオチン】
腸内細菌である乳酸菌(※アシドフィルス菌という種類でビフィズス菌ではありません)からその多くが作られるもので、ビタミンHとも呼ばれています。水溶性のビタミンB群の一種です。皮膚の炎症やアトピーにいいことで注目されています。腸内の悪玉菌が多いと生産されずに不足します。抜け毛や白髪になりやすくなります。
アシドフィルス菌はヨーグルトを作る際に使われる乳酸菌です。表記されているもので、比較的手に入りやすいのは「小岩井生乳100%ヨーグルト」があります。
コンビニやスーパーの弁当、惣菜、インスタント食品、外食が多い方、好き嫌いの激しい方は栄養が偏りがちです。葉もの野菜、根野菜、緑黄色野菜、海藻類等も食べてバランスの良い食事、カロリーオーバーにならない食事を心がけましょう。